白檀材 総高55cm 1998年作
左足を少し前に出し積極的な衆生救済をする姿を現した浄土宗型の阿弥陀如来です。末法思想の広まった鎌倉時代では、阿弥陀様も座っておられず立像が多く造られました。俊乗坊重源に傾倒し仏教の篤い信仰者であった快慶は数多い阿弥陀立像を造っています。